まずはNCT127。
カムバックおめでとう。ありがとう。
私は、テイルさんも一緒にMVに出て、9人で今回の活動を初めてくれたこと、とてもありがたいと思っている。
この曲で、Fact Checkという曲を選んで、帰ってきてくれたことが何よりも嬉しい。正直、煩くて変な曲だと思う。難しい曲だと思う。どのグループがやっても格好良くなるようなそんな曲じゃない。サバイバル番組ではまず出てこない。
そんな楽曲をタイトル曲に提げて戦う君たちを、私は本当に格好いいと、心から思う。
デビューの時から君たちの道のりはとても険しいものだった。大きい事務所に名だたる先輩たち。数々の名曲。大人たちや周りからの想像もできないほどのプレッシャーだったろう。たった18歳や21歳の君たちはずっとそういうものを背負ってやってきた。
そんな君たちは、デビュー曲すら王道は歩ませてもらえず。初めから、あまりに険しい、いばらの道だったと私は思う。きっと先輩たちのやっていたような格好いいパフォーマンスと舞台を準備してきて、みんなの前で見せたかっただろうに。
ソバンチャの時、なんでも黙々と取り組んできたマークが「僕、これを消化できる自信がないです」って不安そうにテヨンさんに言ったエピソードは忘れられない。
独特な世界観、衣装や、特殊な曲調の楽曲。複雑なグループ構成、チーム員同士の関係性。言語が通じない外国人組は多く、年下組との兼ね合いもあった。初めの設定値から、本当に、本当に、本当に難しくて、険しくて、なんて辛い道だ。
そんな難しいグループが、簡単に世間に受け入れられる訳もなく。正直言ってその後のイリチルの成績は先輩たちに比べてしまうと決して思わしいものではなかった。デビューから売れて当たり前のあの事務所で、その状況が続くことにたくさんのことを言われてきたと思う。私なんかが想像もつかないほど、がむしゃらにやってきただろう。
しかも君たちは年上組で。許された時間は8年。4年目にようやくヒットを飛ばした時にはコロナウイルスでファン達と会う機会を絶たれて。それでもようやく君たちの「格好よさ」が世間と上手く噛み合いだして、浸透しだした、ここ数年。そして、その頃には兵役がやってきた。
再び集まるのにかかる時間は7年。
イリチルが空白期が始まる一方で、デビューの早い年下組は今後何年も時間がある。彼らは近頃いよいよアイドルとしての本当の熟成を迎えた。イリチルの数字が落ち着き出した一方で鰻登りに上がっていくDREAMの成績。全盛期はおそらくこれからだ。
NATIONに行って、私がイリチルのことを本当に愛していたんだと思い出してから。私の頭の中はずっと君たちで。ずっと、酷く悲しかった。
才能もあって、努力もしていて、美しい君たちがどうして、こうして理不尽に辛い目に合わされていなきゃいけないのか。どうして君たちはもっとも矢面に立って攻撃だけ受けて、そうして時だけが無条理に過ぎたのか。
どうして DREAMはこんなにもうまくタイミングがうまく行って。君たちだけ。どうして。
もっとかっこいい曲を、このタイミングで出していればよかったじゃないか。もっといいツアーをできなかったのか。もっといいやり方は?どうしてイリチルは花道を歩けないの。どうして?おかしいだろ。
たくさん、たくさん考えた。何も手につかなかった。2021年から、明確に減っている動画の数字を見てはDREAMと比べて悲しくなった。今回のカムバが上手くいかなかったら?DREAMより全然売れなかったら?空白期が始まっていよいよ事務所から見放されるのか?
でも、君たちはそんなことは一つも関係なく。私が考えているよりも何倍も、何十倍も、何百倍もプロで、アイドルで、格好良くて、格好良かった。本当だ。
さっきだって書いたけど、今回のタイトル曲は正直言ってすごく煩くて、変な曲だ。衣装だって、世界観だって、振り付けだって、どれをとっても独特で。でも君たちはまた、それを選択した。「これまでだってそうだったから」と。「簡単な道を選んでも意味がない」と。歩いてきた険しい道を、当然のように、見せびらかすこともなく。
そして誰しもができない、難しい曲をあり得ないくらいに格好良く、強く、美しく、君たちの色で染めあげている。魅せている。だって、ずっとそうしてきたから。誰にも負けない力が君たちにはある。
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アルバムを準備しながら歌手として、仕事としてもたくさん成長しましたが、人間的にもたくさん成長するようになった出来事もありました。そのような一連の出来事を経験して、感じて、全ての過程を経て、僕自身考えたことがあります。僕は本当に思ったよりももっと『NCT127を大切にして愛しているんだな』ということでした。
本当に誰かが僕達を傷つけるのが嫌だったし、どんなアルバムを出したとしてもかっこよくて完成度の高いものを準備したかったし、どんな瞬間も僕達が価値がないように評価されることが耐えられなかったみたいです。だから余計メンバー達にもっと感謝して、もっとアルバムを確実に準備したかったんです。
アルバムを準備しながら、 メンバー達とたくさん話をして、たくさんのことを準備しようと努力しました。数多くの会議と対話をして僕達が下した結論は『かっこよくやろう』ということでした。もしかしたら、軍白期を始める前の最後の完全体になるかもしれない正規アルバムで、大した意味もない最もらしい意味を付けて、新しいもの(王道のもの)をお見せするよりは、僕達がデビューの時からずっと考えてきた本当に強くてかっこいいアルバムを準備しなければならないということです。
率直な心(気持ち)を込めて慎重に申し上げると、僕達もいつかは今のように全盛期ではなくなって、消えてしまいますが、その最後の姿さえもかっこいいと思います。僕達が出す全てのアルバム、全ての歩みが、僕達を愛してくれるシズニ達の誇りになり堂々としなければならないので僕達はこれからもずっとかっこいい姿をお見せします。それが本当に僕達を愛してくれるシズニ達のための、僕達からの気持ちです。シズニ達にシズニ達に感謝の気持ちを伝えながら、文を締め括りたいと思います。僕達のアルバムの1ページ一文字一文字が全て、シズニ向かっています。本当にありがとうございます。今回の活動燃え尽くします。ありがとうございます。"