(こちらは新劇場版エヴァンゲリオンのネタバレが含まれています。また、著者はどちらの作品も一応全て見ていますが、完全な主観100%な文です。作品のファンは見ない方がいいです)
「ハリーポッター」と「碇シンジ」。どちらも世界的に有名な作品の主人公たちですよね。
彼らはどちらも世界を強大な敵から守るべく、己につきまとう運命と戦う青年であり、少年です。物語自体、その主人公の葛藤や戦いを描いたもの。どちらの作品も非常に面白いです。当たり前だけど。
この二人は非常に向こうみずであり、心に様々な複雑な心情を抱えて生きて行きています。ある意味では主人公の定めとも言えるのかもしれません。それこそが、物語を進めていく上での魅力を産み出していることは間違いないのです。
それでも私はこの二作品を見ながらこう思う気持ちをずっと抑えられずにいます。
いやでも、向こうみずすぎるだろお前ら。
ハリーまずはお前だ。お前な、まじでハーマイオニーのいうことをちゃんと聞け。
お前は何回ハーマイオニーの助言を無視してとんでもない目にあってきたんだ?何回心の中で「ああ、ハーマイオニーの言った通りだった!」みたいな回想をしたんだ?
無茶をしようとする君を助けようと調べてくれるハーマイオニーにいっつも勉強ばっかり、何か行動を起こすにしてもすぐ図書館行って調べなきゃ気が済まないなんて〜みたいな、呆れるわ〜みたいなそのテンション。だけどいつも最終的に物事を解決するヒントをくれるのは誰だ?
ハーマイオニーでしょうが。
よおく考えてみろ、毎回毎回「ハーマイオニーはああ言っていたが関係ない」って言ってとりあえずシリウスに会いに行ったり助けにいって結果的に最悪な結果を産み出し挙げ句の果てにはハーマイオニーを巻き込むという外道の所業。大怪我させて。
そして勝手に落ち込んで「僕のせいで…」みたいになってしまうお前を毎回慰めてくれるのは誰だ?
ハーマイオニーやないけ。
こんな賢く、優しい女性がいるというのにハリー、お前ときたら。言っとくけどロン、お前もだからな。
碇シンジ、貴様もだ。アスカに今すぐ謝れ。
新劇場版で私はずっっと怒り狂っていた。そもそもの元凶は君。そう君。君なのにアスカの忠告を「カヲルくん!!カヲルくん!!」「綾波!!綾波!!」で一切合切無視してまたもやインパクト発動。何にも学んでないやないか〜〜〜〜〜〜〜〜い。
その上起こしたら起こしたで、ずっっっっっっっとウジウジウジウジウジ廃墟でなんかカッコつけて。結局アスカでしょ面倒見てくれてるの。飯食わないとかいう謎の意地はって。アスカに面倒かけて。
君がインパクト起こしたことに巻き込まれてるの、アスカ達なんですが????一方的に被害者ぶって落ち込んでじゃないよ???被害者はどっちかいうたらアスカ達だから!!!
そんなことやって何が変わるわけ?今すぐ動き出して己のやったことに対して何ができるか考えなさいよ。
「なんでっ、そんなっ、僕なんかに優しくしてくれるんだよっ…!!!(涙)」じゃね〜〜〜んだよ。
さあ、ハーマイオニー、アスカ。今すぐそいつと手を切って。
俺と幸せになろう。